2020年07月17日 18:47更新
東京都で新型コロナウイルスの感染者が増加していることや上越市や糸魚川市などでも新たな感染者が発生したことを受け、妙高市は広く感染予防をよびかけるチラシを再び全戸配布することを決めた。
17日に開かれた妙高市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で確認された。妙高市は首都圏での感染者の増加や上越・糸魚川など近隣でも新たな感染者が発生したことを受け、市民や事業者にあらためて感染予防を呼びかけるチラシを20日(月)に全戸配布する。チラシでは来週22日から始まるGoToキャンペーンにふれて、全国の感染状況に注意のうえ、慎重な行動をとること。また来月のお盆でも親戚や知人・友人の来訪や帰省は新しい生活様式に基づいて慎重な対応をすることを呼びかけている。
このほか、今週13日付けで全職員に対し、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府への出張を禁止し、プライベートでもこれらの都府県の往来は自粛するよう求めている。
入村市長は「妙高市はどうだろうか?すでにその中にいると認識を改めてもらいたい。‟対岸の火事”は頭を切り替えて。マスク・消毒が徹底されるかどうかで妙高市や近隣市でこの夏、そういうことのない状況に近づく。とにかく原点に返る。基本を忠実に実行できるよう呼びかけを」と職員に気のゆるみを引き締め、呼びかけの強化を指示した。
妙高市では小中学校や市内の公共施設については当面、特別な措置を行わない方針。なお夏休み期間中のプールの開放は行わないとしている。
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