2020年06月24日 13:50更新
絵本の読み聞かせなどを通じて、子どもに読書の楽しみを伝えてきた上越市の井上紀子さんが23日、県の読書推進運動協議会から表彰された。
井上紀子さんは現在71歳、幼稚園の教諭を退職したあと、ボランティア団体「金よう読み聞かせの会」を立ち上げた。会では、高田図書館で子ども向けに絵本の読み聞かせを月1回、10年以上開いてきた。また、家庭での読み聞かせの普及活動にも力を入れてきた。今回、そうした活動が子どもへの読書普及に貢献したとして23日、県の読書推進運動協議会から表彰状が贈られた。
上越市教育委員会の早川義裕教育長は「子どもは小さい頃から本に親しむことが大事だと思う。元気でこれからも活動を続けてほしい」と期待を寄せた。
井上さんは「10年間絵本に携わって受賞できたので、嬉しく思う。市内には良い図書館があるので、みなさんに利用していただきたい」と話した。
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