2017年04月21日 18:56更新
見た目はミニトマトのようでも、ココナッツのような香り、イチゴよりも甘く、酸味もある、ふしぎな味わい…。ビタミンA・Cが豊富で、美肌効果の期待も。
雪の調査などをしているアサップのハウスで、食用のホオズキが栽培され、収穫の時期を迎えている。農業が盛んな妙高市の特産にしようと、去年、長さ85mの巨大なハウスをつくった。ホオズキ640株が根を水に浸して栽培されている。今月から実を覆う額が黄色くなり、収穫が始まった。
(ホオズキのジャムをクラッカーにのせて食べるのが好きという小川社長)
赤倉観光ホテルや上越市のスイーツ店「パティスリー リ・リ」に食材として出荷されている他、サイダーやジャムなどの加工品が「妙高山麓直売センター とまと」や、道の駅あらいの「くびき野情報館」で販売されている。さらに、今月19日から1週間新潟市の百貨店、伊勢丹でも販売されている。
小川社長によると、アサップほどの巨大なハウスでホオズキが栽培されているのは全国でも珍しく、農業が盛んな妙高市の新しい特産にしたいと考えている。小川社長は「中山間地は少子高齢化が進み、耕作放棄地が増えている。ホオズキをキーワードに観光や地域活性化につなげたい」と話している。今後は上越妙高駅前のフルサットでも販売予定。
※2017年4月21日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~