2019年11月02日 13:12更新
先月10月21日、直江津港の沖合で男性2人が釣りをしていたところ、乗っていたミニボートが浸水し半沈没状態となった。ボートは近くの消波ブロックに接岸し、2人は難を逃れた。直江津港では今年春から夏にかけてミニボートが転覆するなどの事案が4件発生しており、上越海上保安署では注意を呼びかけている。
事故があったのは先月10月21日午後4時ころ、直江津港西防波堤近くの海上。長野県の50代と60代の男性2人がミニボートで釣りをしていたところ、波をうけてボートが浸水した。2人は近くの消波ブロックまでボートを移動させ、西防波堤に上陸、難を逃れた。けがはなかった。
この一帯は立ち入り制限区域となっていて、2人が釣り道具を車に運んでいたところを警備員に発見され、警察などに通報された。2人は上越海上保安署で事情をきかれた後、厳重注意をうけた。
直江津港では、今年春から夏にかけてミニボートが転覆したり海上で動けなくなって巡視艇に救助されるなどの事案が4件発生している。海上保安署では強風や波が高いときは出航しないこと、ミニボートを使うときは必ず救命胴衣を着用すること、荷物をできるだけ少なくすることを呼びかけている。ミニボートに関する情報は海上保安庁のホームページから確認することができる。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.