2019年11月01日 05:54更新
東北電力は、災害で大停電となった場合にいち早く電気を復旧させる訓練を30日に妙高市で行った。
訓練には、東北電力の変電、送電などを担当する社員42人が参加した。
災害の想定は、上越市で震度6強の地震が発生し、大規模な停電となったため、避難所の妙高高原体育館に電源車を配置し、そこから市民に電力を供給するというもの。
これはドローンを活用して、被災した鉄塔の状況を調べる訓練。従来は作業員が鉄塔に登ったが、ドローンを使うことで、作業時間が3分の1になるということ。現在は、実証実験を重ねている段階。
これはスマートグラスと呼ばれるメガネ型の映像発信システム。メガネはカメラを兼ねていて、災害現場の映像をパソコンで災害対策本部などに中継できる。通信は双方向で離れたところから指示を出すこともできる。
東北電力新潟支店の小島浩支社長は「AIやIOTなどの最先端の技術を取り入れながら、安く安定した電気を届けていきたい」と話した。
30日はこのほか、エアシェルターの設営など、災害時の後方支援の訓練も行われた。
※ご覧の記事の内容は2019年10月30日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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