2019年09月21日 15:01更新
地元スーパーもキャッシュレス化へ!
上越地域で7店舗を展開するスーパー「イチコ」はこれまでのポイントカードから電子マネー機能がついた新しいカードへの切り替えを進めている。これにより旧カードが使えるのは10月31日まで。
新しいポイントカードは「CoGCa」。全国の中堅スーパーなどで作るCGCグループが導入しているもので、地元スーパーとして上越地域での導入はイチコが初となる。
CoGCaカードはこれまでのポイント機能を引き継ぎ、これまで貯めたポイントが無駄にはなることはない。
そのうえで新しい機能としてプリペイド式の電子マネー機能が加わる。店内にある端末機を使い、最大5万円まで現金をチャージでき、現金を使わずに電子マネーでの買い物ができる。
イチコ総務部システム担当の山本亮さんは「お客様におつりを出さないで済み、CoGCaで支払いしてもらえれば一瞬で済む。うちとしてもレジの時間短縮につながり、利用客を待たせることがなくなるので便利になる」と話す。
さらにCoGCaカードで電子マネーを使うと、消費増税対策として買い物額の5%分がチャージ分に還元される。これは国の消費者還元事業にあわせて期間限定のサービスになる。
買い物客に話を聞くと「便利だと思う。現金チャージで買い物できるのは楽。改めてクレジットカードなどを作るのは面倒なので、他のコンビニと同じ感覚で使える。無駄使いしなくなるのでは?」「増税対策で5%の還元もあり、そういうところが便利。それを聞いて早速入った」「スーパーは安心だけどいま、 個人情報流出とかもある。大手なら安心できる」と話していた。
山本さんは「お年寄りは電子マネーを敬遠気味だが、なるべく便利なところをアピールして、お年寄りに使ってもらえれば」と話している。イチコでは今月末をめどに、各店舗でカードを切り替えた人にさらにポイントを加算する早期切替キャンペーンを行っている。また旧カードへのポイント付与は10月31日で終わり、旧カードに貯まったポイントをCoGCaカードへ移すのは来年1月末までとなっている。詳しくはイチコのHPまたは店頭まで。
なお、イチコ以外では原信・ナルスグループは9月からスマートフォンなどのQRコード決済「PayPay」を導入している。
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