2019年06月19日 16:20更新
農業の水管理システムを学ぼうと中央アジア・コーカサス地域の行政官などが上越、妙高市で研修に入っている。
研修しているのはアルメニアやウズベキスタンなど中央アジア・コーカサス地域の地方政府関係者や水利組合員など6人。
一行は、21日まで関川水系土地改良区で農業用水の管理ノウハウなどを学ぶ。
中央アジアなどでは、ソビエト連邦の崩壊後、農業用水の整備や管理が十分でなく、水の供給がうまくいかない状況だという。
この日は20代から30代の地元若手農業者との意見交換会が行なわれ、主に用水管理の実際や渇水対策について話し合った。
意見交換会を終えて地元若手農業者は「水の管理方法や番水対策は同じ、それがベストかと思う」と話した。キルギス共和国から来た研修員は今回の研修で期待していることについて「新潟には400年の農業の歴史がある。その成果と意味を学びたい」と話した。関川水系土地改良区の松橋聡事務局長は「自分たちも勉強になった。皆さんには、ぜひ研修で得たものを国で活かしてほしい」と話した。
研修員はこのあと大型農業機械や上江、中江用水路を見学した。
※ご覧の記事の内容は2019年6月19日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 6月19日 19:00~ 6月25日 19:00まで)
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