2019年06月20日 13:00更新
作家・宮尾登美子のベストセラー小説、「藏」の挿絵原画展が、上越市本町5丁目のギャラリー祥で開かれている。
小説「藏」の挿絵を描いたのは、洋画家・智内兄助。会場には、400点ほどある挿絵のうち、81点が展示されている。
「藏」は平成4年からおよそ1年間、毎日新聞朝刊に連載された。
物語は、大正から昭和にかけて新潟の造り酒屋に生まれた盲目の少女の生き様を描いたもので、逆境にめげず、酒蔵を継ぐ姿が感動をよび、映画やTVドラマにもなった。
挿絵は、和紙にえんぴつとアクリル絵の具で描き上げている。なかには、コラージュと呼ばれる技法で着物の切れ端などを使ったものも見られる。
ギャラリー祥では「原画はすべて一点もの。智内兄助が描く世界観をぜひ味わってほしい」と話していた。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 6月19日 19:00~ 6月25日 19:00まで)
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