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「昔の直江津写真展」 地元児童が歴史学ぶ

2019年06月05日 08:43更新

歴史のしゃべくりセッション!190604_昔の写真展

明治から平成までの直江津の様子がわかる写真展が、上越市中央にある「ライオン像のある館」で開かれている。4日は上越市立直江津小学校の3年生が写真をみながら地域のお年寄りから昔のまちの様子を教わった。  Still0604_00002

この写真展は「上越の“明治150年” 昔の直江津写真展」と題して、上越市老人クラブ連合会が開いた。写真は5年前の高田開府400年のときに会員が集めたもので、会場には明治40年代から平成に至るまで直江津の移り変わりがわかる36枚が展示されている。

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これに合わせて直江津小学校の3年生18人が来場。写真を見ながら老人クラブのメンバーから昔の様子について解説を受けた。児童は話を聞きながら、昔と今の違う点や疑問に思ったことを次々と付箋に書き、写真の横に貼っていく。Still0604_00004

子どもたちは「大正時代の直江津駅は今と形が違って驚いた」「なんで海水浴している子どもが裸なのか?」「大正時代の直江津小の学校の校章のマークがいまと一緒!」など当時と現在の違いに驚きを見せていた。

集まった児童の質問は老人クラブ側がその場で回答した。直江津港が今のように大きくなく、沖合に船を泊めて「はしけ」で積荷を運んでいたころの人々が担ぐ荷物の中身について質問が飛ぶと「これは石炭!」「いや、これは石炭ではなく北海道から運ばれたニシンやスルメ!」と回答にも食い違いが出るなど、お年寄りたちの解説にも熱が入っていた。老連の野本韶一さんは「年寄りたちの教えたい、伝えたいという情熱が前に出すぎて子どもたちを圧倒してしまったが、地域を愛する子どもたちに育ってほしい」と笑顔を見せていた。


「上越の“明治150年” 昔の直江津写真展」は今月16日までの土曜と日曜日に旧直江津銀行、ライオン像のある館で開かれている。 


※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日6月4日 19:00~6月10日 19:00まで)

 

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