2019年05月21日 19:09更新
上杉謙信の居城、春日山城跡をきれいにしようと、春日地区の住民や地元の小学生が21日、松林の清掃に汗を流した。
清掃活動は、観光客にきれいな春日山城跡を見てもらおうと、城跡の保存活動に取り組む協議会が毎年、実施している。
この日は協議会の呼びかけに応じた地元、春日小学校の4年生約120人や、地域の7つの町内会が参加し、春日山城跡の入り口にある相撲場の松林で松葉などを集めた。
この一帯では、秋から冬にかけて一面が松葉で覆われる。協議会によると、松葉を取り除くことで松の新しい芽が育つようになるという。
春日小学校の4年生は、城跡の自然や保全活動について学んでいる。清掃活動に取り組むことで、城跡への関心を高める狙いもある。
児童は「松葉を集めれば鳥がたくさん来るので、きれいにしたい」と、汗を流した。
春日山城跡保存整備促進協議会の会長、小山正明さんは「児童には春日山を大事にしたいという心を育んでほしいし、私たちも強いパワーをもらっている」と、児童の参加を歓迎した。
協議会では来月9日に、春日山城跡の草刈りをするほか、秋には春日中学校の生徒と松を植える予定だ。
※ご覧の記事の内容は2019年5月21日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日5月21日 19:00~27日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.