2019年05月15日 10:52更新
妙高警察署は、住民が特殊詐欺の被害に遭わないよう指導などにあたる特殊詐欺被害防止推進員に対し14日、委嘱状を手渡した。
今年度、特殊詐欺被害防止推進員として活動するのは5人。そのうち3人が新任。式には3人が出席し、妙高警察署の久須美賀通署長から委嘱状を受け取った。
特殊詐欺被害防止推進員は、ボランティアとしてオレオレ詐欺や架空請求など、特殊詐欺の犯行手口や発生状況などを主に高齢者に対して指導したり、注意喚起を行う。
妙高警察署管内での特殊詐欺による被害は昨年4件あり、被害総額は5,869万円だった。このうち高齢者の被害は2件だった。特殊詐欺被害防止推進員の大澤三雄さんは「自宅にヤクルトを届ける仕事をしている。相談しやすい環境づくりができるよう、声がけを大切にし、一人でも詐欺被害にあわないようにできれば」と話した。
妙高警察署では、警察官や消費センターの職員などをかたる「オレオレ詐欺」に関する相談が多く寄せられているということで、そうした電話があった場合は必ず家族や警察に相談するよう呼びかけている。
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