2019年05月09日 17:24更新
9日今朝、上越市西城町3 丁目の青田川沿いに体長約70㎝のクマが現れた。クマは約10時間後の4時過ぎ、民家の庭にある木に登ったところをはしご車から麻酔銃で撃たれた。
銃はクマに当たったが、一度木から落ちて逃走。その後、近くの民家の敷地でぐったりとしているところを発見され、午後4時半頃に捕獲された。
一方、上越市の高田公園でもきょう9日、クマ2頭を目撃したとの通報があり、午後4時現在、上越市や関係機関が公園の一部を封鎖してクマを探している。園内には附属中学校もあり、現在警戒が続いている。附属中学校によると全校生徒が保護者と一緒に下校したということ。
上越市では5月に入ってからは、市街地での目撃が続いている。
おととい7日の午後4時頃、五智6丁目にある五智配水池付近の空き地で遊んでいた小学生が木の上にいる体長約100㎝のクマを目撃したと市に通報があった。また、きのう8日の夕方6時30分ごろ、上昭和町の空き地で子グマを目撃したと近くを歩いていた男性から市に通報があった。
4月からきょうまでにかけて市に寄せられたクマの目撃情報は10件。大半が牧、板倉、名立区と市校外だが、今週に入り直江津、高田と市街地で目撃されている。
昨年の同じ時期には6件の目撃情報があった。
市環境保全課では、高田公園で目撃されたクマがまだ発見されていないことから、引き続き注意喚起を行うとともに、あすの朝、関係機関と協力しながら、公園周辺の確認を行い、安全確保に努めていくとしている。
クマを目撃した時は、慌てず、刺激せず、すみやかに警察、または市環境保全課まで知らせてください。
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