2017年04月04日 09:35更新
上越市在住の日本画家、川崎日香浬(ひかり)さんの日本画展「母と子の神話(かみがたり)」が長野県諏訪市にあるSUWAガラスの里の美術館で4月8日から開催されます。
川崎日香浬さんは上越市稲田でお茶を販売している川崎園の店長。3人の子育てと家業を両立させながら、創作活動に励んでいます。
(川崎日香浬さん)
川崎さんが描く日本画は、自然界にある天然の鉱石を原料とする、岩絵の具を使っています。古事記に記された「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」と「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の物語を描いています。糸魚川の郷土史家の依頼で本の挿絵を描いたのがきっかけで奴奈川姫に没頭するようになり、これまでに約70点の作品を描き続けています。一昨年の6月に、諏訪大社上社へ、そして11月には出雲大社に作品を奉納しています。
日本画展では、日香浬さんが描く神話の世界とSUWAガラスの里の美術館のクリスタルガラスとのコラボレーションが楽しめます。また絵本「おすわさま物語」の特設コーナーや、勾玉の根付首飾り作りの体験もできます。
(クリックで拡大)
川崎日香浬 日本画展「母と子の神語」
■期間:4月8日(土)~5月14日(日)
■会場:SUWAガラスの里の美術館(長野県諏訪市豊田2400番7)
■入館料:大人600円 中学生以下無料