2024年11月17日 17:00更新

カエル探偵と一緒に、両生類を色々と調べてみよう！

両生類に詳しい専門家と一緒に、カエルやサンショウウオ、イモリなどの特徴を学ぶ催しが、来年1月11日（土）に妙高高原ビジターセンターで開催されます。現在、参加者を募集しています。

この催しは、妙高高原ビジターセンターが開催しているイベントのひとつです。「カエル探偵団」や「日本爬虫両棲類学会」などに所属している、講師の佐藤直樹さん（カエル探偵）と一緒に、実物のカエルやサンショウウオ、イモリなどのさまざまな生物の部位を計測、特徴をスケッチしたり、写真撮影をして種の特徴を調べます。

生物分類を行う際、まずは形態形質を測定して、ほかの種と何が違うのかを調べますが、今回はその基礎編として、写真のような実物のカエル類、アカハライモリ、クロサンショウウオの体の長さを測ったり、目の長さや鼓膜の長さ、指の長さなど色々と計測し、ほかの種と違う部位を写真撮影やスケッチをしながら、違いを明らかにしていきます。

参加者には、屋外での観察に使いやすいしおり型ルーペがプレゼントされるということです。

佐藤直樹さん
「好評だった第1弾に続き、カエル探偵シリーズの第2弾は、両生類を色々な角度から観察したり、実際に形態形質を測ったりしていきます。論文などを書く際にも必要な基礎データのとり方が、今回のイベントで楽しみながら学んでいただけたら幸いです」

■開催日：2025年1月11日（土）
■時間：1回目午前9時30分～11時30分、2回目午後1時～3時
■会場：妙高高原ビジターセンター
■定員：各回10名
■参加費：2000円（資料代込み）
■申し込み