2019年04月25日 16:44更新

上越市は子育てを支援する計画、いわゆる「エンゼルプラン」を来年度スタートさせる。これに向けて具体的な計画案をつくる委員会が25日に発足した。

「エンゼルプラン」は子育てを支援する5か年計画で、来年度から始まる。市では、昨年9月から小学校就学前児童の医療費を無料化、今年9月からは妊産婦の医療費を無料化する。

エンゼルプランでは、子育て環境のさらなる充実をめざし、核家族化で子育てに不安や孤独感を抱える保護者の支援、イジメや虐待対策、子どもの居場所づくりなどに取り組む方針。さらに、市が去年行ったアンケートで、子どものいる世帯の1割強、ひとり親の世帯の5割強が生活の苦しい、いわゆる困窮世帯であることが判明したことなどから、こうした世帯の子育てを支えるとともに、経済的な理由で進学をあきらめないような支援事業も検討する方針。

25日発足した計画策定委員会では、委員長に上越教育大学の副学長梅野正信副学長が選ばれた。委員会は今年度4回開かれ、年明けにはパブリックコメントの実施や市民への説明会を開いたうえ、来年3月、最終案をまとめることにしている。

※ご覧の記事の内容は2019年4月25日（木）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間日25日 19:00～5月2日 19:00まで）