2017年03月06日 16:49更新
上越斎場の移転・新築にあわせ柿崎区にある頸北斎場を廃止・統合する計画について、上越市は地元住民の要望に応え、計画を見直し、頸北斎場を存続させることが、6日に開かれた上越市議会で報告された。
上越市は、上越斎場を道を挟んだ隣の場所に移転、新築し、それに合わせて柿崎区にある頸北斎場を廃止して、一か所に統合する計画を昨年10月に発表した。
今年度中に、基本構想をまとめる予定だったが、頸北斎場を利用する地元住民から反対意見が多く上がったことから上越斎場の移転・新築と頸北斎場の運営を切り離して検討する方針に変更した。
6日に開かれた上越市議会の厚生常任委員会で、頸北斎場は更新時期を迎えるまで運営していく方針が説明された。また、移転新築を計画していた上越斎場の場所や着工時期などはいったん白紙に戻すことが報告された。
報告を受けた議員からは、国からの支援が受けられる合併特例債の利用も含め、上越斎場の基本構想案や頸北斎場が更新時期を迎える時の対応について早期にまとめるべきといった意見が出された。
市では今後柿崎区、吉川区、大潟区の3つの地域協議会で説明することにしている。
※2017年3月6日 ニュースLiNKで放送予定 初回18:30~