2019年04月01日 14:26更新
スイッチバックで知られるえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの二本木駅はきょう4月1日から地元のNPO団体による運営となった。
駅を運営するのはNPO法人中郷区まちづくり振興会。会では約5年前から二本木駅の活性化を目的に、喫茶室を開設するなど様々な活動に取組んできた。岡田龍一副理事長は「委託を受け入れなければ無人になると思った。地元の駅が文化財に登録されて盛り上がってきたのでせっかくならと受け入れた」と話す。
今回、運営を任されたことで、スタッフひとりが毎日駐在する。駅舎内にあったスペース「さとまるーむ」では、これまで日曜日だけだった喫茶室を毎日、軽食もふくめて展開する。駅舎の運営は記念切符の販売を含め、5人が日替わりで務める。
この他、さとまるーむでは、地元のパン屋「天然酵母のパンレトロ」が商品を販売する。岡田副理事長は「観光客もそうだがまずは地元の人に来てもらって存在をしってもらいたい。市民の憩いの場として存続していけるように30年先を考えて運営を考えていきたい」と話した。
駅にはえちごトキめき鉄道の駅員は不在になる。はねうまラインの切符は自動販売機で販売される。えちごトキめき鉄道が市民団体に駅舎の運営を委託するのは二本木駅が初めてということ。
※ご覧の記事の内容は2019年4月1日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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