2019年01月19日 20:26更新

えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」の冬の特別運行のうち、高田の雁木通りを訪ねるツアーが今年も始まっている。

リゾート列車「雪月花」の冬期運行は3シーズン目で、高田の雁木通りや能生のかにや横町を訪ねるツアーを実施している。このうち高田の雁木通りを訪ねるツアーは今月5日から始まっている。

今シーズン3回目となる19日のツアーには、首都圏などに住む16人が参加。一行は、高田駅でバスに乗り換え高田の市街地をまわった後、100年の歴史がある映画館「高田世界館」や町家交流館「高田小町」を訪れた。

高田世界館では、レトロな館内や映写室を見学した後、昭和初期の除雪の記録映像を観賞。また、高田小町では、高田の民謡が披露された他、雪国の防寒具「角巻」や「とんび」を着て雪国高田の歴史と文化を楽しんだ。

乗客からは「普段味わえない雪国の感じが伝わってくる。今度は桜や蓮の咲く時期に来たい」といった声が聞かれた。

トキ鉄によると雪月花の乗客は年々増加していて、その1割が海外からの観光客だという。

雪月花の冬季運行は2月24日まで。

なお、雪月花の冬季運行では今年新たに新井コースが追加されている。新井駅で降りたあと「かんずり」の原料となるトウガラシの雪さらし体験や、君の井酒造の見学などが組みこまれている。運行は1月26日と2月2日だが、どちらもすでに満席でキャンセル待ちの状態だという。

※ご覧の記事の内容は2019年1月21日（月）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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