2019年01月17日 17:08更新
妙高市は、冬の妙高高原をスノーシューで歩いて健康づくりするプログラムを来月から始めることになり、16日、指導者を養成する研修会が開かれた。
妙高市は、妙高高原地域の自然と温泉を活かして、市民の健康づくりや介護予防に役立てる健康保養地プログラムに取り組んでいる。これまでは春・夏・秋だけの実施だったが、このほどスノーシューを使った冬のプログラムを始めることになった。
行われた研修会には、プログラムを担当する妙高ヘルスケアリーダー8人に新人2人の10人が参加。講師を務めた運動生理学が専門の木下藤寿さんによると、スノーシューは簡単にでき、ウオーキングの1.5倍以上効果があるということ。
研修会では、参加者が実際にスノーシューを履いて、雪の上を歩いた。歩く速度を変えながら心拍数を計り、運動負荷を確かめた。参加者は「お客向けのスノーシューをしたことがなかったので、勉強になった。大勢の方が妙高に来て豪雪地帯妙高を楽しんでほしい」と話した。
冬のプログラムはスノーシューで妙高高原の林などを歩いたあと、温泉を使ったリラクゼーションが組み込まれる。講師の木下さんは、「一般的に健康づくりはフィットネスジムだが、妙高市では地域の特徴を健康・スポーツ・メンタルケアに活かす。参加者は雪の中で童心に返って楽しんでいたので、スノーシューを活かしてほしい」と話した。
妙高市では、市民を対象にした最初のプログラムを2月27日に開く予定。また、今後は観光協会と協力して市外からの観光客向けに実施を検討する。
※ご覧の記事の内容は2019年1月17日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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