2019年01月17日 17:12更新
百年料亭として知られる上越市の宇喜世は、宴席で地元の伝統芸能を披露する取り組みを始めた。
16日宇喜世で開かれた新年会の舞台では、上越市名立区の折平郷土芸能保存会が獅子舞を披露した。地元には江戸時代後期から伝わるもので、上越市の無形民俗文化財に指定されている。これまでは、名立区内の祭りやイベントなどで披露されてきたが、料亭の宴席で獅子を舞うのは初めてのことだ。
出演後保存会の渡辺利男会長は「初めての出演で違う意味で勉強になった。声がかかればまた、出演したい」と話していた。
獅子舞の披露は、宇喜世が保存会に呼びかけて実現した。そのねらいは、百年の歴史がある料亭の舞台を芸能団体に提供し、地域文化を発信することにある。
宇喜世の太田智部長は「宇喜世には伝統文化を守る手助けをする使命がある。今後も伝統芸能の継承に取り組む人を招きたい」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2019年1月17日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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