2019年01月14日 17:11更新
高校受験を控えた吉川中学校の生徒が14日、地元料理店で「謙信勝負飯」を食べ合格を祈願した。
この食事会を開いたのは、上越市吉川区の割烹品和亭。品和亭では、毎年この時期吉川中学校の3年生を招き「謙信勝負飯」を提供して合格を祈願している。9回目となった今年は、20人の生徒が参加した。
「謙信勝負飯」は、戦における勝率が9割7分を超える上杉謙信公の勝負強さにあやかって考案されたご当地グルメ。上越産のお米を使い、戦国時代の武士のように湯をかけて食べるのが特徴。
品和亭の勝負飯は、吉川産の米で炊いたご飯に、甘辛いタレで味付けした鳥のから揚げがのり、地元の食材を使用した惣菜が添えられる。この日使われたお米は、春日神社で祈祷されたもの。
生徒は、まずそのまま食べた後、残り半分に昆布とカツオの出汁をかけ、お茶漬けのようにして勝負飯を味わった。
生徒からは「上越を感じる。料理の写真をインスタに上げる。ハッシュタグは”合格するぞ!”」「やっぱり品和亭さんはから揚げ!また食べに来たい。合格できるように頑張る!」などの声が聞かれた。
この日は、育ち盛りの生徒のため特別に、から揚げとご飯が食べ放題で用意され、参加者はうれしそうにお代わりをしていた。また、食事会の後には、弦を担いだ五角形の合格箸がお土産として渡された。この箸も、お米同様、春日神社で祈祷されたもの。
品和亭 店主の髙橋孝一さんは、「謙信公は相手を蹴落とすのではなく、義の心を伝えて相手を見方にし勝ち進んだといわれている。皆さんも、その精神で自分自身に打ち勝って試験に臨んでもらいたい。」と受験生にエールを送っていた。
※ご覧の記事の内容は2019年1月15日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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