2024年11月05日 12:30更新
コースはハード 運営はゆるめ?
ゆるくておいしいファンラン「越後謙信きき酒マラソン」が3日(日)に上越市の春日山周辺で行われました。今年は全国から仮装したランナーなど500人以上が参加し、走りながらグルメを、走り終わった後は地酒を楽しみました。
「越後謙信きき酒マラソン」は、地酒やグルメを楽しみながら走る順位を競わないイベントです。2時間以内のゴールは禁止で、途中コースをショートカットすることもできます。大会の要項には「本気で走るのは禁止」と書かれています。
ことしは北は北海道、南は宮﨑から528人が参加しました。そのうち県内は100人ほどです。
大会はコロナ禍のオンライン開催を含めて今年で10回目を迎えました。実行委員会によりますと、リピーターも多く、ファンが全国に増えているということです。
上越商工会議所青年部 地域を走り走らせる委員会 石塚充委員長
「毎年楽しみにしている人が多く、今年はリピーターが43パーセント。顔なじみが多い大会になった」
コースは埋蔵文化財センターをスタートして春日山城や正善寺ダム、滝寺不動などを巡る22キロです。
8か所のエイドステーションがあり、それぞれの場所で地元のグルメがふるまわれます。
最終第8エイドはニクタナバーベキューガーデンです。参加者はビールを片手に焼肉を楽しんでいました。
参加者
「初参加だが、飲んで走って楽しい最高なイベント。この大会は普通じゃない」
「愛知県から3回目の参加。段々と体が慣れてきて、今では普通のマラソン大会に違和感を感じる。信者かもしれない」
ゴールしたあとは、いよいよ利き酒タイムです。15種類の地酒を飲み比べ、正解の1本を探していました。
参加者
「上越のお酒はおいしいものばかりでうれしい。利き酒は飲みすぎて酔っていて分からないが、全部おいしい」
上越商工会議所青年部 地域を走り走らせる委員会 石塚充委員長
「この大会はタイムを取っていないので、1位になってもいいことがない。1日をどれだけ楽しめるかが醍醐味、皆さんが楽しんでいるのが私たちの喜び。ゆるく楽しく、真面目にやっているがふざけるのが一番」
実行委員会によりますと、年々仮装をする人が増えているということで、開会式では仮装コンテストも行われました。
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