2024年11月05日 16:16更新
スマートフォンアプリの開発などに必要とされるプログラミングのコンテストが3日(日)に上越市で開かれ、16歳以下の部に上越地域の小学生から高校生までが出場しました。
コンテストはプログラミングを身近なものに感じてもらおうと、NPO法人「上越地域活性化機構(ORAJA)」が毎年開いています。4回目の今回は、16歳以下の部に上越地域の小学生から高校生までの10人が出場しました。
チェイサーと呼ばれる対戦型ゲームでプログラミング技術を競い、参加者が作ったプログラムに沿ってコマが動き、マス目にあるアイテムを多く取った方が勝ちです。
参加者はコンテストに向け今年6月から講習を8回受けました。
そのひとり、直江津中等教育学校3年生の加納千明さんは、将来ゲームを作るプログラマーになろうと初めて出場しました。加納さんは、残念ながら1回戦で敗れましたが、プログラムへの関心は高まったと話します。
加納千明さん
「初めて本格的なプログラムを作って楽しい経験だった。上級者向けの講習会「もくもく会」にも参加する。」
優勝したのは、初めて参加した直江津中等教育学校1年生の中村魁仁さんです。中村さんは、マスをジグザグに動くようにして効率よくアイテムを集めました。
中村魁仁さん
「毎朝4時に起きてプログラムを考えた。将来人の役に立つものを作れるプログラマーになりたい。」
中村さんは来年1月、東京で開かれる全国交流大会に出場することになっています。審判長 植木和樹さん
「年々レベルがあがってきている。最近はDX、医療でも建設でも様々な場面でコンピューターを使った省略化や効率化が求められている。どこかの職場でコンピューターを使う仕事についてもらえれば」
コンテストは大人の部もあり、過去最多の16人が出場したということです。
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