2018年11月26日 17:11更新

上越市漁業協同組合と名立漁業協同組合が、合併することになり、このほど、契約書の調印式が行われた。式では、村山上越市長立会いのもと、上越市漁業協同組合の仲田紀夫組合長と名立漁業協同組合の小林秋夫組合長が契約書に調印した。

合併は来年1月1日。新しい漁協は上越市漁業協同組合の名称を引き継ぎ、出資金は約4,586万円、正組合員74人准組合員151人となる。去年の水揚げ額は、上越市漁協が約5,200万円、名立漁協が約1億2,400万円、合わせて約1億7,600万円。

漁協の合併は、後継者不足や漁獲量の減少などを背景に4年前から検討されてきた。新たな組合長となる仲田組合長は、合併効果として経営基盤の強化をあげた上で、漁場が広がることで消費者に新鮮な魚をさらに届けやすくなると話した。また、「漁価が安定することと新鮮な魚手元に届くことに努力する。消費者の期待に応えるのはこれが一番」と話していた。 

新しい漁協では、販売事業の拡大や後継者の育成にも力を入れていく。

※ご覧の記事の内容は2018年11月26日（月）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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