2018年11月18日 13:41更新
上越市寺町3の上越高等学校で今年5月末から工事を進めていた全面人工芝のサッカー練習場(第2グラウンド)が予定より半月ほど早く完成し、18日施工記念式典が行われた。
サッカー練習場はこれまで使っていた場所の隣に造成された。広さは約100m×75mで1万2000㎡で公式戦も可能。これまでの5倍にあたる。
全面人工芝で雨が降っても水はけがよい。
さらにLEDライト12個が付いた照明が4機設置されナイター利用もできるようになった。こうしたフルピッチのサッカー場がある高校は上越地域ではここだけになる。総工費は2億円。
18日の施工記念式典では、人工芝工事を担当した積水樹脂から学校法人古川学園 古川泰男理事長に完成書が手渡された。
これを受けてサッカー部顧問の藤川祐司教諭は「チームを預かる人間として喜びと感謝でいっぱい。新潟のサッカーの聖地となるよう走り続けたい。そしてサッカーを通して地域に夢と希望を与えていきたい。」と感謝を述べた。
また部員を代表して2年生の澤田翔太郎さんは「人工芝のクッション性、ボールの滑りやすさでこれまでにない質の良い練習ができる。もっと強くなれるようサッカーだけではなく学校生活や地域の中でも意識を高め精進していく。」と決意の言葉を述べた。
サッカー練習場は第2グラウンドとして体育の授業でも使用できるようサッカーのラインだけではなく200mトラック、100mトラックのラインも整備されている。
上越高校の風間和夫校長は「生徒たちが待ち望んだ施設がようやくできて大変うれしい。上越地域では唯一の充実した施設。十分に生かして県内のサッカーを盛り上げていってもらえれば。」と期待をしている。また「せっかくの施設を地域の方にも使ってもらえるよう働きかけをしていきたい。」と話した。
この日は日本文理高校との記念試合も行われた。選手は新しい人工芝の感触を確かめながらボールを追いかけた。
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