2018年11月05日 13:22更新
上越市立稲田小学校で4日、人気テレビ番組「逃走中」を真似た、大規模な鬼ごっこのようなゲームが行われ、校舎内を逃げ回る児童の声が響き渡った。
これは鬼ごっこに似たゲームで、黒い衣装にサングラスをしたハンターと呼ばれる鬼役を保護者が務め、逃走役の児童140人が、制限時間内にハンターから逃げきれるかどうかを楽しむゲーム。
企画したのは、昨年発足したPTAの有志でつくる「稲田小学校おやじの会」。子たちと一緒に楽しむ行事を何かやりたいと初めて企画した。
ゲームがはじまると、逃走役の児童は、ハンターから逃れようと必死に体育館や校舎の一部を走り回り汗をかいた。なかには、テレビ番組さながらの、ハンター役のリアルさに、泣き出したり、会場に入れず辞退する子もいたほど。
参加した児童からは「挟みうちされて悔しかったけど楽しかった」「ぜったいにまたやってほしい!」と次回開催を熱望する声も上がっていた。
一方、ハンター役の保護者からは「子どもたちの笑顔がうれしかった」「4階まで上がるのがきつかったが、子ども達といい汗をかけた」などの声が聞かれた。
PTA会長の佐々木さんは「全校児童394人のうち、約140人と予想以上の応募があり主催者も驚いた。やりがいを感じています。大人の本気を見せたいです」とし、「次回開催は未定ながらも、子ども達の声に応えていきたい」と話していた。
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