2018年10月31日 10:00更新
上越市内の中学生が能と狂言を鑑賞し体験する教室が30日、上越文化会館で開かれた。
この教室は、毎年公演される久比岐能にあわせて開かれたもので、上越市内の中学校10校から約700人の生徒が参加した。生徒ははじめに、能楽師の観世喜正さんから能と狂言の歴史について説明をうけ、そのあと、狂言の「仏師」と能の「羽衣」を鑑賞した。
そのうち、「仏師」は、仏像を買うため都に来た男と男をだまして金を奪おうとする詐欺師の滑稽なやりとりを描いている。
続いて、生徒の代表20人が舞台に上がり、狂言の独特なセリフ回しや演目で登場するきのこの役の歩き方に挑戦した。
体験した生徒は「いい経験ができた。能や狂言が身近に感じられた」と話していた。
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