2018年09月13日 17:21更新
汗かかないと塩はできない!上越地方に江戸時代から伝わる伝統の塩作りに上越市立谷浜小学校の6年生が13日たにはま海水浴場で挑戦した。
谷浜小学校では地域の伝統産業を学ぼうと毎年、たにはま観光協会の指導の下で塩作りの体験学習に取り組んでいる。作業は地元の越後春日山ロータリークラブも協力し、6年生14人が海からバケツで海水をくみ、リレーで塩田まで運んだ。海水は「すじ」とよばれる溝をほった塩田200㎡に豪快にまいた。これを4~5時間日光にあて、塩の結晶化を待つ。このあと砂を集め、塩ガワと呼ばれるろ過容器に入れて、さらに海水を注ぐ。これによって濃度の高い塩水を抽出できる。昨夜からの天候の影響で塩田の砂を使えなかったが、海岸付近の砂をろ過した水は塩分濃度が1%ほど上昇した。6年生の男子は「結構大変。体もつかれる。普段から食べている塩の製法はわからないが、大変な仕事とわかった。」「昔の人はもっと大変だっただろう。」と話していた。その後、あらかじめ塩水を煮詰めて作った塩を6年生が試食。「しょっぱさの中にも甘さがあった。」「おいしい。」と歓声を上げていた。6年生は学んだことを来月のロータリークラブの例会で発表する予定。
※ご覧の記事の内容は2018年9月13日(木)ニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~
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