2018年08月21日 19:30更新

妙高市新井地区ににぎわいを取り戻そうと新井商工会議所青年部がPRキャラクターの制作を進めている。デザインは地元の新井中学校美術部の2年生が考案中。妙高市にはミョーコーさん（妙高市）やレッド君（赤倉温泉）、いけべい（池の平温泉スキー場）などのPRキャラクターがいるものの、新井地区に限るといない…その考えから新井商工会議所青年部では今年度、「あらい」をテーマにしたキャラクターの製作を決めた。デザインの依頼先は新井中学校、美術部の2年生。

青年部によるとデザインはキャラクターの着ぐるみを作ることを前提にしているものの、特定の条件はなく、すべて生徒たちに任せている。美術部では新井地区の象徴には何があるか、地域情報も調べた上でキャラクターづくりに取り組んでいて、8月20日には生徒たちひとりひとりが考えたイメージ案を披露した。イラストはコメ、妙高市の鳥オオルリ、トウガラシ（かんずり）、そしてツキノワグマがモチーフにあがった。生徒たちは「新井の良さや特色を入れて作った。自分たちでもこんなのあるんだと初めて知るものもあった。完成したものが市内に出回ったら恥ずかしいところもあるがうれしい。」と話していた。キャラクターづくりは今後も話し合いを重ねて10月中に決定、今年度末までに完成する予定。