2018年07月14日 18:06更新
妙高市文化ホールの開館35周年を記念して、12月に上演される市民参加型の創作オペラ「景虎-海に消えし夢-」。出演する市民合唱団の練習が始まった。
創作オペラ「景虎-海に消えし夢-」は妙高市文化ホールの開館35周年を記念して妙高文化振興事業団が企画したもので、上演は12月9日(日)14:00から。タイトルの通り、妙高市の鮫ヶ尾城で無念の生涯を終えた戦国武将、上杉景虎が主人公の物語。大人の合唱団は60人ほどが参加し、7月12日に練習がスタート。一方、小中学生によるジュニア合唱団の練習は14日に始まった。子どもたちは文化ホール所属の「けやきの森ジュニア合唱団」のメンバー9人と公募で集まった11人のあわせて20人が参加する。上越教育大学で声楽を専門とする上野正人教授の指導で子どもたちは楽譜に初めて目を通し、声に出して歌詞や音程などを確かめた。舞台では景虎とその妻、華姫の結婚を祝う曲とエンディング部分の合唱の2曲を歌う。参加した児童の一人は練習後、「雪解けの春が来て沢山の人たちが喜んでいる内容のパートを歌った。みんなで楽しく練習して12月本番に向けてちゃんとできるように頑張ります。」と話していた。上野教授は「ステージでの演奏会形式と違い、オペラは全員で歌詞を覚え、演技しながら歌うのが大きな違い。世界初の上演なので誰もどんな舞台になるかわからないが、そこが楽しみ。」と合唱団の今後の練習に期待を寄せていた。オペラ「景虎」に向けたジュニア合唱団の練習は公演の12月まで月に3回ずつ行われる。
9月の下旬からは演技の立ち稽古も練習に加わる予定。なお、大人の市民合唱団の練習は毎週木曜日に開かれる。
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