2018年07月09日 08:51更新

上越市春日山地区にだれでも利用できる市民農園が、今年の春オープンした。農園では、いま利用者を募集している。

この市民農園は北陸自動車道の南側岩木の住宅団地近くにある「春日山ふれあい園」。

農園には１アールの畑が22区画あり、すでに10区画で利用が始まっている。利用者のほとんどが近くの住民で、休日には、農作業を楽しむ人たちでにぎわっている。利用者のひとりは「子どもと畑仕事ができ楽しい。子どもと野菜を収穫し、おいしいごはんにしたい」と話していた。

この場所はもともと田んぼだったが、春日山町で焼き肉店などを経営する田辺軍治さんが10年ほど前に店舗の駐車場の雪捨て場として購入していた。しかし、その後駐車場に消雪パイプを整備し雪捨て場が不要になったため、地域の交流に役立てばと市民農園として開放することにした。

田辺軍治さん 

田辺さんは「自分で食べるものを作り、あまったらあげたりして、喜んでもらえればいい」と話している。

市民農園では田辺さんの思いに賛同した地元の農家５人が、畑の耕うんや栽培のアドバイスなど利用者をサポートしている。「春日山ふれあい園」の利用料金は、１区画年2,500円だが、シーズン途中からは2,000円で利用できる。

■問合せ：肉のたなべ ℡025-524-0002　

※2018年7月9日（月）ニュースLiNKで放送 初回18:30～