2018年07月06日 08:28更新
上越地域で唯一の警察犬、オーカス号とその指導者に5日、県警から嘱託書が交付された。嘱託警察犬に任命されたのは3歳の雄のシェパード、オーカス フォン アンドバルジー号。嘱託警察犬は普段、一般家庭で飼われていて訓練を受けながら、警察からの要請があったときに出動する。オーカス号は5月に行われた県警の審査会で足跡追及の部門に合格し、3年連続で妙高警察署所属の警察犬となっている。県内では15頭が合格する中、上越地域ではオーカス号だけで活躍が期待される。
昨年から今年にかけてオーカス号は主に行方不明者の捜索で6回出動した。直接不明者を見つけることはできなかったものの、手がかりをつかむ捜査に従事してきた。指導者の安本盛夫さんは「行方不明者がどこを通ったのか探す、玄関を出て右に行ったのか、左に行ったのか手がかりをつかむことが大切な仕事。社会貢献できるよう一生懸命訓練していきたい」と活躍を誓った。オーカス号は来年6月30日まで任務にあたる。
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