2018年05月27日 12:56更新
戦国武将、上杉謙信ゆかりの食材で作った「謙信あつめ汁」が上越市大日のイベントで販売され、家族連れなどでにぎわった。また今年はカレーの早食い選手権も行なわれ、イベントを盛り上げた。
このイベントは、「謙信あつめ汁」を通して地域を盛り上げようと、総合福祉サービスのリボーンが毎年開いている。「謙信あつめ汁」は、上杉謙信が生きていた戦国時代、儀式や祝いの席で振る舞われたとされている。レシピを考えたのは、新潟県日本調理技能士会会長の中原久雄さん。「謙信あつめ汁」には、メギスのすり身、根曲りタケノコ、ゼンマイなど、地元の食材を中心とした具材が13種類入っている。
イベントはことし3回目。「謙信あつめ汁」は毎年完売していることから、去年の2倍、2,000人分を用意した。1杯100円で販売し、多くの家族連れなどが味わっていた。市内から訪れた親子は「すり身やタケノコがおいしい。地元に豊かな食材があることを改めて感じます」と、話していた。
このほか、会場では上杉おもてなし武将隊などによる演武や13区の特産販売が行なわれた。また、ふわふわドームが設置され、にぎわった。
ふわふわドーム
さらにことしは、早食い大会も開かれた。予選には16人が参加し、1kgのカレーを食べる早さを競った。早い人は1分20秒から30秒前後で食べきった。
また、ゲストとして、TVなどに出演しているフードファイターのMAX鈴木さんや、牛丼の早食いで知られるユーチューバ―、さのっちさんも参戦。
MAX鈴木さん
さのっちさん
1kgのカレーを40秒前後で平らげ、会場を沸かせていた。
イベント実行委員会の宮田豊裕生委員長は、「年々イベントに訪れる人が増えている。5月最後の週末は、謙信あつめ汁を販売するイベントがあることを定着させていきたい」と話している。
リボーンによると、イベントの入り込みは6,000人で、過去最高を記録した。
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