2018年05月21日 14:04更新
上越市中郷区にある中郷自動車整備工場が、このほど新潟地裁高田支部に自己破産の申請をし、10日に破産手続き開始の決定を受けた。負債総額は約2億1,350万円とみられている。
帝国データバンクによると、中郷自動車整備工場は、1971年(昭和46年)3月、当時の中郷自動車学校( 妙高自動車学校)の自動車整備部門を分離して設立された。地元企業、一般個人、関連会社の妙高自動車学校などを得意先に、自動車、オートバイ、除雪機等の小売、整備や車検を行ってきた。
しかし、消費の冷え込みや商圏内の顧客の減少、関連会社の妙高自動車学校の受講生数の低迷などにより、業況が悪化。2017年9月期の年売上高は1億7,000万円にとどまり、債務超過となっていた。
こうしたなか、妙高自動車学校が2017年11月に事業を停止したことを受け、先行の見通しが困難となり、2018年3月末で事業を停止。債務整理の準備に入っていた。
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