2018年05月01日 18:58更新
妙高市にある“関川の関所 道の歴史館”の来場者が1日ちょうど20万人となり、記念セレモニーが行われた。
“関川の関所 道の歴史館”はかつて北国街道の要所だった関所の様子を知ることができる施設。平成9年にオープンし、ことしで22年目を迎える。1日、歴史館の来場者がちょうど20万人となった。20万人目になったのは、柏崎市から来た佐々木さん親子。
記念品を受け取る佐々木吉郎さん(写真右)と息子の剛行さん(写真中央)
佐々木吉郎さんは家族の思い出の場所として度々訪れているということ。記念セレモニーではかつて加賀藩に仕えた大石家の16代目当主、大石道夫さんが記念品を贈った。
佐々木吉郎さんは「亡くなった妻とよくきていたので近くを通ると訪れる。(生まれは)東北だから、越後の名所を歩くのが好き。20万人目になったのは幸せ」と。また、歴史館の清水正和館長は「連休中に20万人が達成できてうれしい。これから暖かくなるので、散策してほしい」と話している。
関川の関所は江戸時代、参勤交代や佐渡の金を運ぶための交通の要所として機能していた。加賀藩や高田藩は関川関所のそばで本陣を張っていたため、歴史館の周辺にその跡をみることができる。
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