2016年12月25日 19:00更新
来年4月、アメリカで開催されるバレエの国際大会「ユース・アメリカ・グランプリ」に上越市在住の小学5年生、横尾春瑠(よこお はる)さんが出場する。
横尾さんは上越市大貫にあるバレエ教室「エコール・ド・バレエサラ」に通う上越教育大学附属小学校の5年生。1年生のときにバレエを始め、めきめきと上達。今年10月に行われたユース・アメリカ・グランプリの日本予選、9歳から11歳までのプリコンペティティブの部に出場し、約300人の中からトップ12入りを果たし、ニューヨーク・ファイナルへの出場を決めた。
この国際大会はアメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会を与えるアメリカで唯一の大会。プロを目指す若手ダンサーの登竜門だ。横尾さんは去年、初めてこの大会に出場したが予選で敗退。その悔しさをばねに今年の大会に臨んだ。「予選ではうまく役になりきれたのでよかった。回転をよく失敗してしまうけど、予選ではうまくできた」と振り返る。
ダンス教室を主宰する石澤沙羅さんは横尾さんについて「去年は踊りを自分のものにできていなかったが、今年は回転、ジャンプなどテクニックが上達した」と話し、「世界トップレベルの演技を肌で感じ、勉強してきてほしい」と期待を寄せる。
横尾さんは「大会では多くの踊りを見て学びたい。将来は人を感動させられるバレリーナになりたい」と夢を膨らませている。
ユース・アメリカ・グランプリニューヨーク・ファイナルは来年4月にアメリカ ニューヨークで開催される。
※2016年12月27日 ニュースLiNKで放送 18:30~