2018年03月07日 14:19更新
上越市在住の女性が、架空請求詐欺で410万円の被害にあったことが6日にわかった。
被害にあったのは上越市在住の60代の女性。
上越警察署によると、今月1日に女性の自宅に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたハガキが届き、連絡先と記載があった「法務省管轄支局民間訴訟告知センター」に電話をしたという。電話相手から「7~8年前の未払いがある。裁判となる。コンビニエンスストアに行って、これから言う番号を店員に伝え、10万円をレジで払ってください」と、女性は言われるがままにコンビ二に行き、大手インターネット通販会社の収納代行として10万円を支払ったという。
女性が支払いをしたことを電話で伝えると、更に未払いがあったと言われ、翌日2日にコンビニ4か所をまわり合計200万円を。さらに5日に同じくコンビニ4か所をまわり、再び200万円を収納代行で支払ったという。
更に支払を求められたため、女性は金融機関で定期預金を解約しようとしたところ、店員から声をかけられ警察に連絡。特殊詐欺の被害にあったことに気付いたという。女性は1日から5日までに合計410万円をだまし取られた。
「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと書かれたハガキは、昨年から県内全域の家庭に届けられ、警察などが注意呼びかけていた。警察では「ハガキが届いても記載された電話番号には絶対に連絡しないように。不審なハガキが届いたら、家族や警察に相談してください」と呼びかけている。
なお同様の手口により、1日には妙高市で60代の女性が10万円をだまし取られる被害が発生している。
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