2018年02月01日 06:09更新
妙高市立新井中央小学校の3年生が31日、地元の名産品「かんずり」の原料となるトウガラシの雪さらしを体験した。
新井中央小学校の3年生64人は、総合学習で地元の名産や観光地などについて調べている。学校では、校区内にある「かんずり」製造会社の協力で、15年以上前から雪さらしを体験している。
児童はこれまでに工場見学や、トウガラシの収穫を体験してきた。学校給食でも月に1回程度かんずりが使われるなど、児童にとって身近な調味料となっている。
体験では塩漬けされたトウガラシの雪さらしと、雪にさらしたトウガラシを集める作業を行った。雪さらしは、トウガラシのアクと塩漬けされた時の塩気を抜くために欠かせない作業だ。
「トウガラシをまくのはすごく難しかった」「初めての感じ。おもしろかった」と児童。様々な工程を経てかんずりが作られていることを学んでいた。
トウガラシは3日ほど雪にさらした後、柚や米糀、塩を混ぜて3年間熟成させる。今回、雪にさらしたトウガラシで出来たかんずりは、3年後に児童にプレゼントされることになっている。
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