2018年01月30日 16:16更新
きのう佐渡市で水道管が凍って破損した影響で一時、1万世帯が断水した。 この冬は冷え込みが厳しく、上越市でも例年より水道管の破損が多く確認されている。
(水道管凍結の対処法 写真:上越市ガス水道局のホームページより)
上越市ガス水道局によると、この冬は「水が出ない」などの問い合わせが、きのうまでに270件あまり寄せられている。
このうち1月13日~15日は、気温が-6℃前後まで下がり、水道管の破損と水漏れが30件確認された。破損の件数が10件を超えたのは4年ぶり。
水道管は-4℃以下になると水が凍り、水道管が膨らんで破損しやすくなる。
特に、外にあるむき出しの水道管や給湯器の水道管は風が当たりやすい場所や、陽が当たりにくい北にある場合、気温が下がりやすいため凍結しやすいという。
上越市ガス水道局によると、ことしは給湯器に取り付けられた水道管の破損・水漏れが多く見られる。
(保温材が巻かれた給湯器の水道管)
対策として夜、気温が下がるとわかっている場合は、鉛筆1本分程度の太さほどの水を出しておく。
また、追い炊きができる風呂は、風呂の水を抜ききらず、水が循環できるようにしておくことなどが大切だ。
詳しい対策は、上越市ガス水道局のホームページまで。
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