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稲町内の歴史を一冊に!稲のなりたち

2017年12月17日 13:07更新

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上越市稲(いな)町内会が、地域の成り立ちや現在に至るまでの歴史をまとめた冊子を完成させた。

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稲町内は、高田平野の南部、関川支流の櫛池川と飯田川の間に位置する。歴史は古く、約420年以上前の地図(越後国頸城郡絵図」に“いな村”という文字がすでに記されている。

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冊子は、稲の歴史を語り継ぐ団体が自費出版した冊子の内容に加筆し、さらに地元の上雲寺小学校の児童が学校の歴史について調べた調査結果などをあわせたもの。かつて稲で発掘された14~16世紀の遺跡についてや、古地図に見られる“稲”の痕跡、稲村に置かれていた陣屋についてなど、この地域の成り立ちや出来事が詳しくまとめられている(A4版で約100ページ 200部)。

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 講演「稲村の不思議なこと」 講師:郷土史研究家 清沢 聰さん

17日は完成を記念して稲の歴史にふれる講演会が開かれた。住民約40人が集まり、故郷の歴史について学びを深めた。会場には古地図の複写や、歴史を今に伝える貴重な史料なども展示され、故郷への関心を寄せていた。

町内会長の町田敏章さんは「地域に住んでいても過去のことを勉強する機会がない。地域を知り、勉強することで地域を活性化を図っていきたい。皆さんが情報を共有することで、よりよい地域をつくっていきたい」と話している。

冊子は近隣の町内会や地域の学校などに配られたということ。

 

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※2017年12月19日 ニュースLiNKで放送  初回18:30~

 

 

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