2017年12月14日 10:02更新
北陸新幹線、上越妙高駅の平日の乗降者数が約3,900人であることが上越市の調査でわかった。
上越市は今年6月、7月、9月、11月の4回にわたり、それぞれ平日の月曜から金曜まで5日間、乗降客数を調べた。それによると4期間の平均は3,900人だった。同様の調査を昨年度は5回行っていて、平均は約4,000人だった。
また、大型連休とお盆期間の乗降者数はそれぞれ4,900人、6,800人だった。いずれも昨年度より200人から300人ほど下回った。
減少した要因について上越市新幹線・交通政策課では、上越新幹線の利用があると分析している。大型連休やお盆期間には臨時列車が運行されるが、北陸新幹線では上越妙高駅に停まらない“かがやき”が増便になることが多く、利用客は臨時列車を利用しやすい上越新幹線にまわったとみている。
上越市新幹線・交通政策課の今井勝宗 副課長は「これらのデータを積み上げることで、市民にも見てもらい、それぞれができること、やれることをやることが一番大切」と話している。
また、今回の調査では上越妙高駅から長野駅まで、通勤通学の利用も一定数あることが分かった。新幹線が日常生活の足としても使われ始めていると伺うことができる。
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