2017年11月25日 19:50更新

上越妙高駅お出迎えキャラクター「ウェルモ」の大きな像が上越妙高駅の自由通路に設置されることになり、25日、除幕式が行われた。

ウェルモ像は、高さ・幅・奥行ともに約１メートルあり、小さな子どもが横に並んだ時同じ目線になるサイズ。FRP（繊維強化プラスチック）製で、手で触る事が出来る。

ウェルモの生みの親である、上越市出身のイラストレーター大塚いちおさんが上越市に寄贈した。ウェルモは北陸新幹線の開業に合せ、新幹線とモグラをイメージして作られたキャラクター。駅構内の他、保育園のバスにもデザインが使われるなど市民に親しまれているす。開業から２年以上が経過し、大塚さんは形ある物で駅の利用者を出迎えたいと、ウェルモ像の設置を提案。細かな部分まで監修し、およそ５か月間かけて制作した。除幕式には城西保育園の園児も参加し、「大きなウェルモが駅に来てくれてとってもうれしい。これからは駅でいつでもウェルモに会えますね。おめでとうウェルモ」と歓迎のメッセージを贈った。

大塚さんは「ウェルモはモグラのキャラクターで、土を掘ってどこにでも出て行ける。あっ！ここにもあったね！あそこにもいたね！というかたちで、市内やこの地域で広まっていってくれると、本当の意味で”お出迎えする””このまちを盛り上げていく”というものになると思う」と話し、今後、ウェルモを上越市以外の場所にも登場させたいと語った。ウェルモ像は、観光案内所入り口脇に置かれ、ウエルモポーズで利用者を出迎える。