2024年09月06日 14:36更新
お待たせしました!
全国のスーパーなどでコメが品薄になるなか、上越市大潟区でコメの主力品種「コシヒカリ」の稲刈りが6日(金)から始まりました。
上越市大潟区にある農事組合法人大潟ナショナルカントリーでは、30ヘクタールの田んぼでコシヒカリを育てています。去年は高温障害や水不足により不作でしたが、今年は適度に雨が降り、昼夜の寒暖差もあってコメは順調に育っていました。
しかし、8月下旬に降った激しい雨の影響で、コシヒカリのイネは全て倒れてしまいました。
竹田稔 代表理事
「雨でコシヒカリが寝てしまい、稲刈りには支障が出る。実際に動き始めているが、刈るのに苦労している」
イネが倒れた状態が長く続くとコメの成長にばらつきが生じ、品質低下につながるため、大潟ナショナルカントリーでは、予定よりも5日ほど早く収穫をはじめました。 気になる品質は……
竹田稔 代表理事
「ものを見た段階で安心した。量は分からないが、質は満足している。早く(イネが)寝てしまったので小粒傾向。これから新米が出てくるので慌てず、出てきたら手に取って食べてほしい」
大潟ナショナルカントリーで収獲されたコシヒカリは、主にスーパーのイチコで9月の中旬ごろから販売される予定です。
コシヒカリの収穫は2週間ほど続き、そのあと、新之助やみずほの輝きの収獲がはじまります。
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