2024年05月28日 11:30更新

首都圏などに住む上越出身者でつくる「ふるさと上越ネットワーク」の定期総会が25日（土）に東京で開かれました。総会では、昨年度 勉強会や交流会が再開され会員が集まる機会が増えたことから、これまでで最も多い50人を超える入会があったことが報告されました。

ふるさと上越ネットワーク通称「Ｊネット」は首都圏などに住む上越出身者でつくる団体で、1997年に結成されました。

定期総会には60人ほどが参加し、昨年度の取り組みが報告されました。昨年度は新型コロナが5類になったことを受け、勉強会や交流会を4年ぶりに再開させて回数を増しました。会員が集まる機会ができた結果、これまでで最も多い58人が入会しました。

ふるさと上越ネットワーク 小坂庸雄会長
「やっとコロナ前に戻った。新しい人たちと、新しいことをやっていきたい」

一方で、年会費を払っていない人などが103人退会した結果、会員数の合計は559人となり、前の年より5人減りました。

懇親会では旬のタケノコやメギスなど上越ならではの食材を使った料理が並び、参加者はふるさとの味を楽しみました。

参加者
「ふるさとに縁のない生活をしていたが、友達をつくろうと誘われて入会した。田舎のことばが出てきて懐かしく感じる」
「（Jネットの集まりが）唯一の生きがい。今年は山菜を取りに行きたかったがタイミングが合わず残念。秋にはふるさと訪問をするので楽しみ」

会に出席した中川市長は「首都圏で上越市の魅力を発信する機会を増やしたい。今年度のふるさと納税の寄付額を、昨年度の2倍以上なる5億円を目指したい」と挨拶していました。