2024年05月21日 14:20更新
ラベンダーやドクダミなど身近にあるハーブを使って、除菌スプレーを作る体験教室が19日(日)に清里区で開かれました。
この教室は、身近にあるハーブについて知ってもらおうと、清里区のまちづくり団体「櫛池農業振興会」が去年12月から開いています。3回目の今回は、カビや湿気が気になる梅雨の時期を快適に過ごしてもらおうと、ハーブを使った除菌スプレー作りが行われました。
講師は上越市を中心に活動している植物療法士の五十嵐郁代さんです。
使うのは、抗菌作用があるといわれる「ドクダミ」と、「ラベンダー」、「ローズマリー」の3種類です。
参加者はハーブを入れたアルコールから好きな香りを選び、混ぜ合わせてオリジナルスプレーを作りました。
参加者
「上越には豊かな自然があるので、植物を使ったものを自宅でもできればと思った。アイデアをたくさん聞けたので、子どもとやってみたい」
「健康づくりにもハーブがいいと思い、興味があって毎回参加している。ハーブが清里に広がってほしい」
五十嵐さんはハーブは食べる、飲む以外にも様々な使い方があるとして、身近な植物に関心を持ってほしいと話しています。
植物療法士 五十嵐郁代さん
「身近な植物もたくさんエネルギーを持っていて、そのエネルギーが私たちの心と体の健康を維持してくれる。地域には素晴らしい植物がたくさんあるので、雑草と捉えずに魅力に気付き、うまく暮らしに取り入れてほしい」
清里区では、櫛池農業振興会が耕作放棄地になっている上中條地区の棚田を活用して今月からハーブの栽培を始めます。今後は「星の清里ハーブブランド」を立ち上げ、商品開発などに取り組むということです。
次回のハーブスクールは6月30日(日)に行われます。教室は事前申込制で定員20人になり次第締め切ります。また振興会では5月26日(日)に棚田でハーブの苗植えをするのに合わせ、作業に協力するボランティアを募集しています。いずれも、お問い合せは振興会までどうぞ。
櫛池農業振興会
■問い合せ:℡025-528-7131
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