2024年05月12日 19:07更新
全国から選ばれた熟練の職人が技の日本一を競う「技能グランプリ」が今年2月福岡県で行われ、畳製作部門で上越市の磯貝清英さんが銀賞を建築大工部門で上越市の山岸翔さんが敢闘賞を受賞しました。
左:山岸翔さん 右:磯貝清英さん
技能グランプリで受賞した、上越市中央5丁目にある磯貝畳店の磯貝清英さんと上越市平成町にある山岸建工の山岸翔さんです。
技能グランプリは熟練の職人が「技」の日本一を競う大会で、2年に一度開かれています。競技は和裁や日本料理など30種類あり、磯貝さんは畳製作部門、山岸さんは建築大工部門にそれぞれ出場しました。
畳製作部門では畳を作る早さや正確さなどを競います。23人が出場し磯貝さんは銀賞を受賞しました。出場は今回7回目で銀賞は5年前に続いて2回目です。
磯貝畳店 磯貝清英さん
「時間がギリギリだった分、慎重になった。もしかしたらと思ったが甘くなかった。あと1歩が2回続いているので金賞を獲りたい」
建築大工部門では6角形のお堂をモチーフにした模型をつくります。高さは70センチ、幅は1メートルです。38人が出場し山岸さんは敢闘賞を受賞しました。山岸さんの出場は初めてです。10年前、23歳以下を対象にした「技能五輪」の建築部門で銀賞を受賞しています。
山岸建工 山岸翔さん
「技能五輪とはまた違う。制限時間までに完成できるように時間配分した。なんとか賞に入れて良かった」
受賞の報告を受けた中川市長は「努力の積み重ねが本物の実力になる。市としても技術が次の世代に継承されるよう力を尽くしたい」と話していました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.