2024年05月09日 11:26更新
江戸時代に出雲崎に生まれ、歌人や書家としても知られた僧侶、良寛の生き方を上越出身の作家 柴田長俊さんが描いた絵画でたどる作品展が、上越市頸城区のさくら会館で開かれています。
作品展は良寛の作品を所蔵し毎年展示しているさくら会館が開きました。
今回展示されているのは上越ゆかりの作家柴田長俊さんの作品です。柴田さんは良寛がありのままに生きたことにあこがれ、「新良寛十景」と題して10の作品を描きました。作品は良寛が詠んだ詩をイメージしています。
上の写真は「佐渡ヶ島」です。良寛が母の故郷に思いを寄せる気持ちを表現しました。
「新良寛十景」はすべて木の板に描かれています。
さくらメディカル上越支社 福祉企画課 竹田敦課長
「良寛の生い立ちや育ち暮らした風景を柴田先生がイメージして作られた作品群。これだけそろって見られる機会ない。ご覧になってもらえれば」
「妙高爛漫」
このほか、会場にはいずれも柴田さんの代表作「妙高爛漫」や、縦およそ1メートル30センチ横1メートル94センチの「月映」も展示されています。
作品展は5月31日(金)まで上越市頸城区さくら会館2階で開かれています。入館は500円です。
さくら会館では、団体貸し切りや展示切り替えなどで利用ができない場合があることから事前の予約を勧めています。
さくら会館
■問い合せ:℡025-530-3838
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