2024年04月25日 08:41更新
コンクリートミキサー車から水を補給して芝火災を消火する消防と民間企業が連携した消防訓練が24日(水)に上越市浦川原区で行われました。
訓練では消火に必要な水が確保できないとして地元の東頸生コンに依頼しコンクリートミキサー車で水を運んでもらいおよそ4000リットルの水をポンプ車に補給しました。
隊員はホース11本をつないで220メートル先の現場で消火にあたりました。
東頸生コン中條伸一工場長
「訓練だが緊張感をもって協力した。有事には一報があればできる限り平日・休日問わず対応していきたい。民間と行政を問わずみんなで防災をしていければ」
上越地域消防管内ではことしに入って19件の火災が発生しています。このうち野焼きやたき火から火が燃え広がる芝火災が5件発生しています。去年の同じ時期と比べて4件減っていますが、消防では春は空気が乾燥し火災が起きると燃え広がる恐れが高いとして一層の火の用心を呼びかけています。
東頸消防署 山田年範署長
「4月から5月は野焼きによる火災が頻発する。野焼きは法律で原則禁止で注意してほしい。民間企業と協力できれば消火活動もスムーズできる。(消防としては)助かるのでご協力してほしい」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.