2024年02月14日 15:14更新
冬の味覚アンコウの水揚げが糸魚川市の能生漁港で最盛期を迎えています。
アンコウの水揚げは毎年12月から始まり1月から2月にかけて最盛期を迎えます。
13日(火)は底引き網の漁船4隻が能生漁港から出漁し沖合い2キロほどで漁をしました。
アンコウは水深400mほどの海底に住んでいます。
この日はおよそ50キロ水揚げされ最も大きいもので1匹10キロほどでした。
与徳丸 磯貝由一さん
「(アンコウは)時期の魚なので脂が乗っている。味噌汁やから揚げなど身と肝を全部食べてもらえればおいしい」
能生漁港は能登半島地震による被害はなかったものの出荷先である石川県や富山県が被害を受けたり海にがれきなどが浮いていたため先月漁に出られた日はわずか3日間でした。
こうした中アンコウは先月からきのうまでに例年並みの430キロが水揚げされていて漁業関係者からは安堵の声が上がっています。
上越漁業協同組合 競り人 黒坂智成さん
「地震後漁は少し出られなかったが例年と変わらず獲れているので安心した。能生で漁獲されるアンコウは身も大きく肝もおいしい。スーパーなどで見かけた際は手に取って食べてもらいたい」
能生漁港で水揚げされたアンコウは上越市内の鮮魚店や魚勢、スーパーのイチコ、しみず屋などに並びます。
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