2024年02月11日 15:23更新
皆さんは「ブラインドスキー」をご存じですか?
視覚障がいのある人が、目が見える人のサポートを受けながら一緒に滑ることです。
ブラインドスキーツアーが11日(日)妙高市で行われ、地元の中学生などがボランティアでサポーターを務めました。
ツアーは東京で活動するブラインドスキーのサポート団体TABS(タブス)が今月10日から3日間、開きました。参加したのは視覚障がいのある東京のスキーヤー7人と、サポーターのおよそ20人です。
スキーヤーの前と後ろにはそれぞれサポーターがいます。
前ではスピーカーから音を出し、滑る方向を誘導します。
後ろからは声で曲がるタイミングを知らせます。
この日は霧が出て見通しが悪い時間もありましたが、参加者はガイドを頼りにスキーを楽しんでいました。
参加者「前後に人が付いてくれて安心して滑れるのが楽しい。」
サポーターのうち7人は、地元の中学生や高校生、社会人がボランティアで務めました。
「学校のポスターを見て参加しようと思った。」
TABS(タブス)では年に4回スキーツアーを開いていて、妙高市には25年前から毎年訪れています。ツアーには地元のサポーターが欠かせないとして、学校にポスターを掲示するなど募集にも力を入れています。
TABS代表 栗田誠さん
「地元の人が助けてくれるのは大きな力。スキーは自分で風を感じられる数少ない視覚障がい者でも出来るスポーツ。楽しんでいるのが見られてとてもうれしい。」
スキーツアーは来年も行われる予定です。
サポーターはスキーができれば特別な資格は必要ありません。
TABSではサポーターを募集しています。詳しくはホームページをご覧ください。
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